伊豆鶏業さんにカンパ支援金をお届けしてきました!
伊豆鶏業
今年2月の大雪で鶏舎2棟が倒壊したお見舞いとして組合員さんからのカンパ支援金、総額256.000円を届けました。生産者の佐藤さんからお話を伺いました。
~生産者佐藤さんのお話~
●鶏の救出
山の麓の鶏舎へ行く為に、3日間の除雪でやっと車一台が通れるようになり、それから倒壊した鶏舎2棟に閉じこめられている鶏の救出作業を行いました。約3週間かけて2万羽のうち半分の約1万羽を救出しました。幸い、近くの空いていた鶏舎へ緊急避難させて飼育を再開できたため、5月からお届けすることができました。
●再開の決意
当初は再開するかどうか悩みましたが、「鶏愛卵土」を心待ちにしている組合員さんや取引先からの励ましで、早期再開復旧に踏み切りました。皆さんからの支援金や行政からの助成金などに助けられ、今回の大雪で産直の大切さ、生協との温かい信頼関係を再認識しました。
●今後に向けて
鶏舎は年末にまず1棟を建設し、来年早々に更に1棟を、と考えています。新鶏舎が軌道にのれば、「15個パック」が再開できそうです。
●ハイチック(宮川農場)
伊豆鶏業さんの卵が供給できなかった間、宮川農場さんにその分の卵を供給いただきました。伊豆の帰りに山梨の宮川農場さんに卵供給ご協力へのお礼に訪問し、高野社長と山本さんからお話を伺いました。
●支え合い
当時、山梨県の物流はストップし、復旧まで数日間かかりましたが、その後5月初旬まで、できるだけ欠品することなく組合員さんの為に全力で供給しました。私どもの卵は、他にも取引先がありますが、ナチュラルコープからの要請にお応えし、優先的に供給する様に努めました。
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組合員の皆さんの利用が、生産者を支えます。利用することで、こだわりの商品を作り続けることができ、より良い商品を生み出します。今後ともご利用をよろしくお願いします。
常務理事 遠藤 匠