NCYニュース

ナチュラルコープは組合員、生産者・メーカーの皆さんに支えられて35周年を迎えました

生産者・メーカーの皆さんと【記念特別企画】を展開中です

 

鶏卵や牛乳が、全てNON-GMOなのは、画期的です!(乳製品も努力中です)

※NON-GMOとは、遺伝子組み換えされていない生物!という意味です。

 

昨年11月、創立1986年から 丸35年を迎えました!

ナチュラルコープはGMO(遺伝子組み換え食品)が開発され、商品化された約25年前から一貫して、その使用に反対し、署名活動に参加したり、開発企業への申し入れ・抗議を行ったりと積極的に取り組んできました。また、不使用のカタログ表示を行って来ました。

それは、遺伝子組み換え食品そのものがとても安全とは言えないからです。各国の研究機関や医療機関から安全性に疑問の声明が出されていますが、その代表的な例が、米国環境医学会が2009年に出した声明で、それまで行なわれた動物実験を点検し、遺伝子組み換え食品は健康被害をもたらす可能性が大きいとして、即時の販売中止を求めました。

その理由として、免疫系に悪影響を及ぼすこと、子や孫の代で出生数の減少が起き、ひ弱になること、肝臓・腎臓といった解毒臓器に障害を引き起こすことが示されたのです。

●「ゲノム・遺伝子組み換え食品~食卓の安全は守られるのか?」緑風出版、日本消費者連盟
共同代表 天笠啓祐さん著より引用しました。

家畜に与える飼料の大部分は、トウモロコシ、大豆などの穀物です。現在、トウモロコシの国内自給率は0%に近く、半分を米国産、その大半をGMO(遺伝子組み換え)に頼っています。大豆も
自給率は約7%程度で、ほとんどが米国産GMOです。

ナチュラルコープで現在取扱い中の8メーカーは
秋川牧園、川名さん、ハイチック、伊豆鶏業、千葉北部酪農、よつ葉乳業、飛騨酪農、四日市酪農
全てNON-GMO飼料です。

 

パンが、全て国産小麦粉100%なのは、貴重です!

 

小麦粉は、たんぱく質(グルテン)の含有量によって、薄力粉、中力粉、強力粉に分類され、パン用には強力粉が使われます。

しかし、日本国内で栽培される強力粉は少なく、また輸入小麦の強力粉に比べると、グルテン量が少ないので、もっぱら輸入小麦の強力粉がパン用小麦に使われて来ました。

ところが、輸入小麦は栽培中以外にも、栽培後の輸送貯蔵用にも危険な農薬が使われることがあり、安全性に問題がありました。更に、3年前には農民連食品分析センターより「輸入小麦から加工された小麦粉製品から除草剤グリホサートを検出」が発表され、国産小麦粉の安全性が一段と高まり、注目されています。

ナチュラルコープで現在取扱中の、かもめパンの使用小麦は、北海道産100%です。

 

豆腐やおでん種が、全て国産大豆100%なのは、安心です!

 

大豆、トウモロコシ、小麦など国内で生産量が少ない穀物は海外(アメリカ、カナダ、オーストラリアなど)から輸入されていますが果物と同じく長期間輸送や保存の間にカビが生えたり、腐ったりしないように、危険な農薬が使用されています。

それを収穫後(ポストハーベスト)農薬と云って、栽培中の農薬以上に問題です。

ナチュラルコープは、国産にこだわり、生産者の皆さんと「安全な農業」の再生に取り組んでいます!

「食料自給率向上」を応援しています!

 

ナチュラルコープの食の安全・商品基準はこちらからご覧いただけます