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【NCYニュース】福島の子ども保養プロジェクト参加報告


福島の子ども保養プロジェクト参加報告

福島の子ども保養プロジェクトは、神奈川県の生協が連携して 2012年3月以来、毎年行っています。

目的

東日本大震災により屋外での活動を制限されている子どもたちに、自然の中で安心してのびのびと遊べる環境を提供し、子どもたちの心のケアと明日への活力を育むため。

今回は

福島の子ども保養プロジェクト参加報告福島在住の小学3〜5年生36名が参加し、横浜市野島青少年研修センターを拠点に3月26日から4泊5日で行われました。
3日目、海の公園で自由に遊ぼうという企画に、ナチュラルコープが見守りとバーベキューのお手伝いをしました。
子どもたちはほかの遊びには目もくれず、皆一斉に海に向かって駆け出しました。まだまだ冷たい海にもかかわらず、皆次々と靴を脱ぎ波打ち際で貝を拾ったり、海藻を集めたり、大きな砂山を作ったり、中には全身ずぶ濡れになってしまう子まで…
屈託のない笑顔、はしゃぎ声、いつまでも飽きずに遊んでいる姿を目の当たりにしました。
福島の子ども保養プロジェクト参加報告

この子たちから

自由に遊び回れる環境を奪ったのは原発事故です。しかし、その責任は原発を容認してきた大人達にもあるのではないでしょうか。
子どもたちの未来を奪ってはいけない。 責任が取れない原発は二度と動かしてはいけない、と子どもたちの姿を見ながら強く思うのでした。
こうしたプロジェクトは各生協が協力し合ってこそできるものです。
ナチュラルコープもその中の一員として、組合員の皆様のご理解のもと今後も微力ながら活動の支援をしていきたいと思います。

(理事 石渡)