食べる・学ぶ・作る

「かながわ育ち納豆」プロジェクト 2

津久井在来大豆を育てて納豆にし、地産地消を推進していこう!ー

種蒔き編

昨年に続き今年も、納豆でお馴染みの㈱カジノヤさんのご協力のもと、畑をお借りし、やまゆり生協(神奈川県の友好生協)との共同開催「かながわ育ち納豆」プロジェクトが始まりました。

両生協の組合員さん達が大豆を育て収穫までの一連の作業を経験し地産地消を推進します。

今回植えた大豆は秋に収穫し「かながわ育ち納豆」の原料の一部として使用されます。いずれ納豆となって 皆さんのお口に入るという楽しい企画です。

🌟年間スケジュール
6/15(土) 種蒔き 終了
7/20(土) 草取り 中止
10月頃 草取り(枝豆試食予定)
11月頃 収穫

                                                                                                                                                                                                                      

カジノヤの海老原さんのお話

今年は畑の土壌調査を行い、何が足りないか見てもらい必要なものを畑に撒いて事前に準備した。秦野の農業生産法人㈱ダイチの小泉さんに指導してもらい畑はかなり良い状態になっている。

秦野の農家、小泉さんのお話 

-農業生産法人㈱ダイチの小泉さん-

津久井在来大豆

昔から農家さんが伝統的に毎年繰り返し種を蒔いて受け継がれてきたものが高齢化とともに消えつつあった。津久井郡にある農家13軒をまわって大豆を集めて一番良い品種を津久井在来大豆とし、平成22年に「かながわブランド」に認定された非常に美味しい大豆。しかし津久井在来大豆は甘さがあるが固まりにくく豆腐にし辛い(甘みがにがりと合わない)。ざる豆腐はできるが、普通の豆腐にするにはにがり調整する必要がある。
他に豆菓子や黄な粉にも加工される。                                            
収穫の1か月前に枝豆で食べるととても美味しい。

大豆の種

種蒔き用の大豆の種の赤色は鳩対策のカプサイシンの色。
紫斑病を防ぐ。なるべく消毒や農薬を使わないようにしている。

種蒔きの仕方

種の2倍の深さに植える。深すぎると芽が出にくい。
ロープを張った線に沿って12センチ間隔で植えていく。
降雨障害・湿害に弱いので田んぼなど水気のあるところでは土を山にして植えると良い。

植える列を決めて各自スタート

収穫した大豆が来年の納豆になるとの思いを馳せながら皆真剣に黙々と作業していきます。
教わった蒔き方で慎重に進めていきました。
1週間後には芽が出ます。

ニッコーさんのお話と試食

種蒔きを終え㈱ニッコーの菊田さんよりの加工品の説明と、ニッコーさんの加工品を使っての試食のお弁当をいただきました。
朝からお弁当の準備ありがとうございました。美味しかった!

株式会社カジノヤ(川崎市)の生産者情報はこちらからご覧いただけます

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