「鶏 愛 卵 土」でおなじみ!伊豆鶏業学習会

(有)伊豆鶏業代表 佐藤俊夫さん
静岡県から伊豆鶏業の佐藤さんをお招きして、「鶏愛卵土(にわとりあいらんど)」の美味しさの秘訣と、そのこだわりを伺いました。
◇伊豆鶏業のこだわり
その1「新鮮な空気とおいしい水」
伊豆鶏業は天城山の中腹、標高380メートルの大自然の中にあり、新鮮な空気が常に鶏舎に流れています。また天城は日本有数のワサビ沢でもあり、飲料水には湧水を使用。自然の恩恵を十二分に受けた最高の立地です。
その2「こだわりの自家配合飼料」
一般的な養鶏場とは異なり、飼料を原料ごとに買い、自社で配合しています。非遺伝子組み換えであることはもちろん、国内の未利用資源(規格外の穀物)や静岡県産米を使用し、飼料の5割弱を国産にすることで、食料自給率向上や輸入飼料高騰の対策にも取り組んでいます。
その3「鶏舎構造と薬剤に頼らない養鶏」
伊豆鶏業は自然換気が可能な開放鶏舎を採用し、鶏の健康的な生活環境を大切にしています。また以前から薬剤に頼らず生産してきましたが、8年前の雪害で鶏舎を建て直し、虫やネズミ駆除剤の使用がさらに減り、現在は最低限の薬剤使用になりました。
その4「静岡県の認証と美味しさの数値化」
定期的に検査を受け、県が推進する「しずおか農林水産認定証」を取得。また、鶏卵の味覚検査を行い〝おいしさ〟を数値化(下図)して「しずおか食セレクション認定証」も取得しています。
一般的な卵の味覚を0として、鶏愛卵土を評価しました。鶏愛卵土は濃厚な旨味・甘味などが強く、雑味は少なく、卵本来の味わいが強いです。

鶏愛卵土の味覚 データ元:(株)味香り戦略研究所
◇食べ比べ

左が市販品 右が鶏愛卵土
実際に市販品と伊豆鶏業の卵を食べ比べると、その差は歴然。「甘~い!おいしい!」と会場では感動の声が沸き起こりました。
「卵の見た目やブランドではなく、自身の五感で感じる美味しさを大切にしてください。(佐藤さん)」
◇参加者の感想
・生の卵は苦手と思っていたが、適度な甘味と塩気さえ感じられ、さらっとした口どけにびっくり!とても美味しかった。
・伊豆鶏業さんの鶏への環境のこだわりを具体的に直接お話が聞けてとても良かった。

エリアフレンズ総会伊豆鶏業学習会