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【委員会だより】海藻のプロが教えるリアス海藻料理教室 第2弾!! 採ってそのまま生わかめ

リアス採ってそのまま生わかめ

海藻のプロである株式会社リアス 坂詰専務をお迎えし、料理教室を開催しました。
今回は今が旬の「石巻十三浜産、採ってそのまま生わかめ」しゃぶしゃぶと
「わかめたっぷり餃子」で鍋をかこみ、その他にも茎わかめの和え物・わかめ
入り卵焼き等9品目の料理を皆でワイワイと作りました。

株式会社リアス

千葉県にある海藻を取り扱う会社。自然の素材をもとに栄養豊かで価値観の高い食品を提供している。生産から消費までの流通を円滑にかつ明確にし、生産者・販売者・消費者を通して共に育つ共存共栄の精神で日本の自給率アップに貢献していく。またJAPANツアーと称し専務自ら日本各地へ出向く。海藻のプロとして産地交流をし、生産者・消費者との絆・出会いを大切する中、確かな目で原料の確保・仕入れを行う。

わかめ加工の歴史

昭和42年頃は、乾燥わかめ(干して乾燥)←水で戻す。手間がかかる
昭和45年は、湯通し塩蔵わかめ(戻して塩漬けしてヒモで結んで卸す)←洗ってすぐ使える、色・食感が良くなる
昭和50年頃は、JAS認定マークを使い差別化(高品質) 【世の中では、塩蔵わかめが主流となってくる】
昭和50年代半ばは、カットわかめ←すぐ使える 【世の中では、カップ麺にわかめが入ることによりテレビに参入】
平成11年は、☆乾物を小袋化 ☆使い方の情報発信 ☆惣菜の販売←1980年頃よりの急速な核家族化へ対応

リアスでは加工の最先端を歩んできました。 だからこそ解る海藻の目利きや工夫が生かされています。

採ってそのまま生わかめ

今回メインのお料理「採ってそのまま生わかめ」はしゃぶしゃぶしてすぐ食べられ、見た目にも色鮮やか。
「生ってこんなに美味しいのーー!?」
「綺麗な色!!」と感激の声が上がりました。
震災後坂詰専務が、身の丈にあった生産者支援を…との思いから生まれた、
その名の通り『絆わかめ』だったのです。

リアス採ってそのまま生わかめ
※茎わかめも湯通しすると、鮮やかな緑に!!細かく切っていただきました

【豆知識】

体が喜ぶ!

海藻は体内に入るとαリノレン酸となり代謝が良くなります。
さらに鰹(DHA)をプラスすると健康効果アップ!
ダイエットに◎。
成人病予防にも役立ちます。

ひじきの色は?

ひじきの本来の色は赤茶色。黒い色は伊勢式の加工法で、アラメの煮汁につけることで黒くしています。

みんなのコメント

🙂 ハキハキしてユーモアがあり楽しかった。
😛 産地の様子や生産者のことがよくわかった。
😉 アレンジが参考になった。
😀 めかぶをすりおろしてトロトロにしてお寿司の軍艦巻きに美味しそう。
😆 昆布・わかめの出汁が出ているので薄味でいただく方が良いと思った。
🙄 洋風な食べ方を教えてほしい。できれば子供向けで。
😕 レシピ等情報発信をこれからもお願いします。
😮 生産者・メーカーも頑張っているので、ナチュラルも頑張ります。(商品委員)
😡 JAPANツアーお気を付けて。
😯 食の安全をいつまでも大切に。

リアス採ってそのまま生わかめ

食いしん坊通信 vol.24 by 商品委員会より

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