もやし栽培をやってみました!!by 商品委員会
埼玉県産直協同の深谷のもやし屋さん、飯塚商店の飯塚雅俊社長がナチュラルコープにやってきました。
もやしの話・発芽大豆の話・もやしや大豆の栄養の話など、楽しくわかりやすく教えていただきました。
もやしの作り方
もやし栽培キットと水だけで君にもきっともやしができる!
1.しっかりしこむ (0時間後)
豆を水にしっかりつけ発芽(12~36時間)を待つ。
芽の出る時間は温度などの条件により差がでるよ。
温度が低すぎるとうまく発芽できないよ。
2.だんだんわれる(12~36時間後)
豆が割れだしたら水をきれいに捨てる。
ざるを使うといいね!光合成させないように光を避けよう。
3.どんどんのびる(3.4日~7日後)
乾かさないように1日に3回水ですすいでまた水を切る
芽が出てからは、乾かさないように1日3回位すすいでまた水を切り暗くて暖かい場所にもどそう。
4.ぱくぱくたべる (3~7日後)
平均して7日目くらいでお店に売っている大きさになる。
そのまま生で食べると野菜本来の強い味、いのちの香りが口いっぱいにひろがるよ!
【ブラックマッペ(ミャンマー原産の小さな黒い豆)使用】
もやしの話
もやし栽培キット
市場に出回っているもやしは100%近くが中国産。
太くて根が短く豆をとって見栄えがいい。
しかし飯塚商店のもやしは、ありのまま伸ばす昔からのやり方をかえていないんだ。
飯塚社長は本来のもやしのことをきちんと皆に伝えよう!!
という思いで開発され、もやし栽培キットが世に送り出されたんだ。
「もやし」ってどんな野菜??
他の野菜のサポート。旬の野菜がないときに補うもの。
季節を問わず豆と水でできる。こんなに生命力のある野菜は他にはないよ!
震災で「もやしは種と袋と水があれば出来る!」と、東北の被災地で需要が高まったんだ。
栄養価も高く、飯塚社長は改めてもやしは良いものと実感したんだよ。
海それとも山?
海辺で育ったもやしはミネラル豊富な硬いもやしに、山の名水で育ったもやしは柔らかくて美味しいもやしができるよ!
どうやって食べる?
できたてもやしは豚肉と一緒に蒸し焼きで食べるのがおすすめ。
火を通すともやしの青臭さが旨味に変わって美味しくなるよ!
味噌汁・天ぷら(細いもやしが適している)もGood。
発芽すれば・・・
どんな豆でももやしはつくれるよ。発芽すればそれはすべてもやし。しかも豆の状態よりも栄養価が高くなるんだ。
いろんな豆でチャレンジしてみてね!
飯塚社長→「カルバンゾー(ひよこ豆)はおいしかった!」
発芽大豆
飯塚社長はお客様の厳しい声により、気づいたことがたくさんありました。
どんな人にでも納得してもらおうと、「もやしの事で試行錯誤しているうちにたどりついた」のが発芽大豆。
その発芽大豆を試食させていただきました。
柔らかくて噛めば噛むほど味のある美味しい発芽大豆で、皆さんに好評でした。
ナチュラルコープでは発芽大豆を取扱できるよう検討中です。
みんなの感想
😆 地元在来種である行田大豆の普及活動に参加され、それをきっかけに1都6県の28種の在来種大豆を入れて発芽大豆を作った話は興味深いものでした。大豆にかける気持が熱い!!
😀 小さい豆からもやしができて驚いた。
😉 入れ物はなんでもいいのでいろんな豆でつくってみたい。
😛 とても勉強になった。
😳 メモをしたので自由研究ができそう。
🙄 食べる人のことを考える作り手の思いがよく伝わってきました。
😀 栄養価の高い発芽大豆=もやしをもっと利用していきたいと思います。