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アイラップで作る簡単・美味しい防災食

アイラップで作る簡単・美味しい防災食

商品センターにて アイラップで作る防災食体験会を開催しました。
いざという時、温かい食事は心を落ち着かせます。カセットコンロと鍋、アイラップで手軽に作れます。
一度試しておくと、いざという時にも安心です

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メニュー

ご飯・蒸し鶏・オムレツ

ホットケーキミックスで蒸しパン

蒸しサツマイモ・蒸し里芋

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参加者は委員を含め11人。以前から日常的に利用している人、全く馴染みのない人と様々なメンバーで体験してみました。

アイラップで作る簡単・美味しい防災食

蒸し鶏はしっとりと美味しく、オムレツや蒸しパンは美味しくできました。

12人分を作りましたが、商品委員会で試作したときは5人分で少量だったのでうまくいったものの、今回12人分と量が倍以上になったせいか、芋類は火の入りにムラがあり、ご飯が火は通っているものの団子状になってしまいました。

〇火力はグツグツいうくらいの強火がよさそう

〇芋類などの温野菜は火が通りやすいように袋を平べったくしてお湯に入れるほうがいい

〇4〜5人の家族分調理のほうが調理しやすい調理法なのかも?

〇しっかり中の空気を抜く

〇カセットボンベの使用期限が製造から約7年、カセットコンロの使用期限は製造から約10年なので、確認して期限内に鍋料理などに使用し、新しいものに交換しておくとよい

などの発見がありました。

アイラップとは

1976年発売、袋のラップ

冷凍・冷蔵保存から電子レンジや湯せんで食材の温めが可能で、日常生活から防災にも役立つポリ袋です。(アイラップ公式Xより引用)

アイラップは体に悪い影響はないのか

〇食品衛生法の基準をクリアしている

〇人と環境にやさしいポリエチレン製で燃やしても有害物質は発生しない

〇有害物質BPAを含まない

アイラップの特徴

【冷凍対応】耐冷温度-30℃

【熱に強い】耐熱温度120℃湯煎・電子レンジ加熱可能

【破れにくい】ボウル代わりに使用可能→そのまま湯煎・電子レンジ調理可能

【食材の鮮度が長持ち】食材を入れて空気をできるだけ抜いて縛っておくと長持ち

【災害時にも活躍】手袋として、食器を覆い清潔保持、ごみを包み防菌防臭など衛生管理に

アイラップで調理するときの注意点

アイラップで作る簡単・美味しい防災食

◇湯煎するときに、鍋底がアイラップの耐熱温度120℃より温度が高くなるので、必ず鍋底に耐熱皿を入れる

(又は 耐熱皿の代わりに麻布などの四隅を縛りその上にアイラップ入れた食品を入れて加熱すると取り出しやすい)

◇電子レンジ調理するときは、アイラップの口は必ず開けた状態で加熱する。口を結んでいると、袋の中の空気が膨らみ爆発する恐れがあるのでとても危険。

◇湯煎・電子レンジとも油の多い食品の調理は避ける

~参加者の感想より~

◇鍋に入れる個数により火力・時間の調整がいることが分かって勉強になった。

◇自分ひとりではなく、家族でやってみるとよいと思った。 

◇簡単だと思っていたレシピでも難しかったり、実際にやってみることが大事とわかってよかった。

~体験学習会を終えて~

水の使用に制限のある災害時には、アイラップ調理後の鍋のお湯はきれいで再調理やその他再利用もできるので、このやり方を知ってよかったです。家族分で調理を試してみようと思います。大人数だと他の調理法がいいのかなとも思いました。

アイラップのおすすめレシピや使い方などございましたら、ナチュラルコープにお寄せください。

~~~ご参加くださった皆様ありがとうございました!~~~

商品委員会 「食いしん坊通信」より   vol.61  2025年3月3日発行