伊豆鶏業さんをお迎えして卵の勉強会をしました!
鶏愛卵土でお馴染みの 伊豆鶏業 佐藤俊夫さん をお迎えして、総勢20名の参加で、卵の勉強会を開催しました。
鶏愛卵土のひみつ その1
良い卵の条件 ①エサ ②水 ③空気
伊豆鶏業は天城山中腹に位置し、わさび田をいくつも通り抜けた山の突きあたりに位置しています。水はわさび田農園から引いていて、立地条件には恵まれています。
飼料はすべて自家配合しています。それぞれを単品で購入し鶏の状態をみて飼料を配合します。一般的には主にトウモロコシを与える事が多いようですが、輸入になるため、米(静岡県産)を使用しています。
その他大豆ミール・ふすま・牡蠣殻・共生食品の乾燥おから等を配合します。できるだけ国産を使用します。
鶏愛卵土のひみつ その2
市販品との食べ比べ ①市販品 ②鶏愛卵土
殻のにおい
①生臭さを感じる
②しない
味
①コッテリした味(味が残る)
②クリアな味
黄身をたらしてみると…
①粘る
②さらっとしている
一同 美味しさに納得です!!
鶏愛卵土のひみつ その3
たくさん産ませる? タンパク質多めにする???
一般の養鶏場では卵をたくさん産ませるためにタンパク質を多めに与えたり薬剤の投与等鶏に負担をかけるような事もおこなわれているのだとか。
伊豆鶏業では 粗食にしている=病気に強くなる=たくさん食べられる力のある鶏が育つ。
そうする事で結果的に美味しい卵を産んでくれる…。
親鶏の健康を第一に考えています。
様々な工夫をされているお話が印象的でした。
伊豆鶏業の鶏さんは大切に育てられているのです。
<試食タイム>
卵かけご飯 かきたま汁 ミルクセーキ
卵かけご飯は佐藤さんおすすめトッピングで、イカの塩辛とわさび漬が振舞われ大変美味しく頂きました。
どれも卵の美味しさを感じる簡単メニューです。
是非、鶏愛卵土でお試しください。
ミルクセーキ レシピ
卵 2個
牛乳 400~500㏄
粗精糖 大さじ1
材料を合わせて
ミキサーにかけるだけ!
・・・すっきりクリアな味わい・・・
・・・おやつ・栄養補給・水分補給にいかがですか…
ちょっとひと手間 卵かけご飯アレンジ 試してみて!!
❶ 白身を熱々ごはんに混ぜ込むとごはん全体がふわふわに。その上に黄身を落として 出来上がり!
➋ もうひと手間! 白身をメレンゲにしてごはんにかけます。その上に黄身を落として 出来上がり!
ご存知でしたか?
消費期限 卵を生食できる期限です。過ぎたらできるだけ早く加熱調理して食べてください。
ヒビがはいってしまった 生食は避けましょう。加熱調理をしてから食べてください。
毎日食べていいの? 心配はありません。コレステロールは私たちの生命維持にかかせないものです。
卵の黄身の色で味や栄養が変わるの? 直接関係ありません。飼料によって黄身の色は変わります。鶏愛卵土は米を食べているので黄身の色が白っぽいのです。
〈佐藤さんにインタビュー〉しました
卵を生産していて良かったー と思うことは何ですか?
―食べている人に美味しいと言ってもらえる事です
今までで一番困ったー と思った事は?
―5年前の雪害です。5棟あった鶏舎のうち3棟が倒壊。再建できず…。しかしナチュラルコープからは支援金を、近くの他生協からも人力の支援をしていただき、大変だったけど人の温かさを実感した良い出来事となりました。
〈参加者の声〉
🙂 穏やかだけど力強い佐藤さんのお人柄がそのまま卵の味になっている様に思います。誠実な卵をこれからも届けて欲しくて15個を「まいど便」にする事にしました。
😆 量産できなくても開放鶏舎にすることで、自然な形にこだわっている事や、「天城山の伏流水ときれいな空気は、そこにあったので、後は良い飼料を配合して与えれば良いだけだった。」と話されていた事など、自然体で生産している事が、素敵だなと思いました。
😛 「自分が食べたいものを作って、それがたくさんできたから他の人に分けているのです」という言葉が心に響きました。これからも愛用したいです。
🙄 伊豆鶏業さんと会うのは2度目ですが、会う度に元気をもらえます。家族で毎日食べている食べものの生産者さんにお目にかかり交流できるのは本当に有難く、ナチュラルコープの組合員だから可能なのだと思います。他の委員会の人達と交流できたのも楽しかったです。
(商品委員会だより 食いしん坊通信vol.38より)