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【委員会だより】天然屋(株)山繊 のこだわりを、くらしを考える委員会が聞きました

委員会便り:天然屋(株)山繊-4委員会便り:天然屋(株)山繊

 

山繊ってどんな会社?

愛知県蒲郡に本社がある寝具・繊維・自然雑貨の専門商社です。
森の復活・間伐材の活用を目指し、樟脳復活販売プロジェクトにも取り組んでいます。
ポリシーは  からだにやさしい ・・ 良質の天然繊維にこだわります。
心にやさしい ・・・・ 心地よさにこだわります。
環境にやさしい ・・・ 化学物質・化学繊維は基本的に使用しません。

山本社長のお話

2000年代中国の工場を視察してショックを受けました。
日本で禁止されている劇薬が当たり前に使われ、従業員の健康状態も悪かった。
自分の子どもに使えないと思う製品を二代目社長(婿養子)として売らなければいけないことで一時は体調を崩しました。
十年かけて徐々にからだや環境にやさしい製品の開発に取り組みました。
また、だんだんとお客さんの要望で繊維以外の物も扱いだしました。

なぜラクダにこだわるのですか?

ラクダはモンゴルのふたこぶラクダです。
冬毛・夏毛があり、抜け毛を製品にするため、羽毛を取るアヒルのように殺さずにすみます。
吸湿・発散性、へたりにくい復元力、高い保温性など非常にすぐれた素材です。
ラクダの毛は30くらいのランクがあり、上質の毛は非常にデリケートで中国の工場では扱えません。
日本の紡績技術は世界でもトップレベル。うちの製品は日本でしか作れません。
でも残念なことですが、技術を持った日本の職人さんは皆70代以上。あと5年したら同じ製品が作れるかわかりません。

😆 ‘商品の裏に人がいる。扱っている人の想いを伝えていきたい’との意見が出されました。

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くらしを考える委員会ニュース№6(2015.11.16発行)より