食べる・学ぶ・作る

エリアフレンズ総会 &秋川牧園学習会 報告 

2020年度第2回目のエリアフレンズ総会が実参加・オンライン参加併用で開催され、はじめに神林理事長より挨拶、相生理事より20年度エリアフレンズ活動報告がありました。

事業報告

 結城専務理事より事業状況について報告がありました。
・・・経常利益は黒字化の一方、生協の根幹ともいえる組合員活動が行えず、来年度への課題となっています。

総会の後は、オンライン学習会

秋川牧園のこだわり、お聞きしました!

✰こだわり①開放鶏舎で薄飼い!(35羽以下/坪)

秋川牧園は抗菌剤、抗生物質を一切与えない無投薬飼育。
鶏たちは朝日で目を覚まし、風がそよぐ中、自由に動き回り、夜は静かに眠ります。

飼育者は鶏たちが健康に過ごせるよう自然な生活サイクルを促し、病気を防ぐための努力を惜しみません。特に、雛はデリケートなので、朝まで鶏舎を見守ることもあるそうです。

※一般(市販)では窓無し鶏舎、50~70羽/坪で飼育。地面が見えないほどぎゅうぎゅう詰め。運動させないで太らせ、早期出荷する場合が多い。鶏がストレスで病気になるため、薬剤を多用→薬剤耐性菌の危険性(抗生物質の効かない体になることが懸念される)

✰こだわり②飼料は非遺伝子組み換え,ポストハーベストフリー、植物性飼料!

秋川の飼料は、トウモロコシ、大豆油かす 、なたね油かす、きな粉、 マイロ、ふすま (小麦の外皮)、米ぬか、飼料米。

すべて非遺伝子組み換えの穀物で、トウモロコシはポストハーベストフリー 。穀物たっぷりの植物性飼料で、飼料用米を20~30%配合しています。

*動物性飼料は、鶏の羽 、肉骨粉、動物性油脂(脂身や食品工場の廃油)等で有害な化学物質や残留農薬のリスクがあります。

✰こだわり③加工品の副原料までこだわる!

商品開発は女性チーム。お母さんが家族の健康を考えるように、安全安心美味しい加工品を開発しています。添加物不使用はもちろん、副原料にもこだわります。

例えば人気のチキンナゲット。塩はミネラル豊富な天日塩。小麦粉、パン粉は国産小麦。揚げ油はNon-GMOの圧搾菜種油100%を使ったこだわりの一品です。

また、開発者オススメ部位はレバー。臭みがなく、市販品との違いをより感じるのだそう。冷凍のレバーミートボールは、おでんや煮物にしてもおいしいのだとか◎

 

秋川牧園のルーツは創業者、秋川房太郎の

「口に入るものは間違えてはいけないよ」

1930年代、中国大連に秋川農園を創設。現在は山口県、福岡県を中心に農場、加工場を設けて、安心安全な食べ物づくりをしています。

 

秋川牧園の生産者情報はこちらからご覧いただけます