食べる・学ぶ・作る

ビーチクリーン&地引網 開催報告

「海!久しぶりだけど、やっぱり気持ちいいなー。 」

いきなり心の声から失礼します。
おそらくこの日ご参加のみなさまの気持ちも一緒だったかもしれません。
右手に富士山、左手に江の島、おだやかな潮風と波音。恵まれたお天気のもとでごみ拾いが開始されました。
みなさん思い思いに散らばって砂に目を凝らし、楽しみながらも懸命に拾いました。

大きなゴミはほとんどない!?

湘南の海岸が神奈川県で一番ごみが少ないってご存じでしたか?
この日も目立った大きなゴミは見当たりませんでした。

理由としてじつはゴミ拾いのボランティア活動が陰にあると伺い、頭が下がりました。
神奈川県下のボランティア総人口は16万人とのこと。観光地でもある湘南の景観が保たれているのも、そのような方々の活動あってのことなのですね。
ありがとうございます。

便利生活の副産物マイクロプラスチック

砂浜に無数に存在するプラスチック片。今回参加していなければ気づけなかったかもしれませ
ん。 (人工芝の破片が一番多いとのこと)

海で楽しく過ごす体験が海の生き物や環境を思いやる“心”を育てる

近年、海でのレジャー人口が4~5割減っているそうです。海から遠ざかる理由は様々ですが、海よりも気軽にプールへ、海を展望できる公園へと、なんとなく砂浜への接触を選択しなくなっている傾向は自分にも思い当たる節があります。
「海での経験が少ないというのは一つの危機感だ」
そう語るのは、今回協力いただいた湘南クリーンエイドフォーラムの五十嵐さん。海の楽しさ、心地よさを体感することは大事。それは海を大切にする心を育てるからだと。その視点に心動かされました。

こんなの何年に一度!

漁師さんの仕掛けにより絶妙のタイミングで地引網がスタートしました。大人もこどももみんなでちからいっぱい網を引っぱりながら後ろへ移動。長い長い網はまだまだ続きます。また列に戻って網を引っぱる。
皆さんの笑顔がこぼれます。その気になれば少々の濡れや汚れはなんのその。その瞬間を思いきり楽しみました。そしてついにピチピチと跳ね上がるたくさんの魚たちと、ものすごいしぶきが見えてきたのでした。
「いつもの50倍!」 (ご、ごじゅうばい!?)
これはベテラン漁師さんの言葉。天気、気温、それから皆さんの頑張り(笑)と3つも4つも幸運が重なってみんなで大漁という現実を引き寄せました。

自然の恵みに感謝しながら

少なくても20ぴき、多ければその倍が各ご家庭のお土産となり予定どおり解散。 学び多き半日でした。
リピーターさんも多く、毎年恒例となったこのイベント。今回も大成功のうちに終わることができました。