三芳村訪問レポート

夏らしい青空のもと、組合員33名事務局9名の42名で千葉県三芳村を訪問しました。
ライスセンターを見学
ここでは、収穫されたもみを乾燥・選別する工程を見学しました。もみ殻のついた状態で乾燥機に入れ、15%程度の水分量になるまで遠赤外線で15時間程度をかけて丁寧に乾燥させます。その後、もみ殻を取り除き、小石や不純物を選別。さらに色彩選別機を通すことで、変色した米粒(斑点米など)を自動的に取り除きます。
農薬は主にカメムシによる斑点米の被害を防ぐために使われるということですが、色彩選別機があることで、農薬を使わずとも問題なく対応できるとのことでした。こうした生産者の工夫に、参加者も関心を持って耳を傾けていました。

みよしファミリーキャンプ場でバーベキュー
ライスセンターの見学を終えた後は、待ちに待ったバーベキュー。会場では、生産者の方々が事前に炭を起こして準備してくださっており、参加者も一緒に食材の準備をしながらワイワイと楽しみました。
使用した食材はすべてナチュラルコープのもの。
なかでも、生産者の方々が用意してくださった無農薬コシヒカリのご飯は大好評で、
「美味しいね!」という声とともに、おかわりをする子どもたちの姿があちこちで見られました。
生産者と食事を共にしながら、今年のお米の育ち具合や栽培の工夫について直接聞ける貴重なひとときとなりました。
昼食後は、お子さんたちが楽しみにしていた川遊び
現地で生き物博士と呼ばれている本間さんと合流し、渓流へと向かいました。川に入る前には、安全面の注意事項をしっかり聞き、その後は網を手にして生き物探しに夢中になる子どもたちの姿が見られました。
川で見つけた主な生き物は、カジカガエル・ツチガエル・サワガニ・ヒガタカゲロウ・ヤマトヌマエビ。短い時間の中でこれだけ多くの生き物に出会えたことに、自然の豊かさを感じました。
最後は田んぼの見学

田んぼの端に、白い旗が立っていました。これは「農薬の空中散布を行わない」ことを示すマークで、蛍まい研究会では、畦の除草にも薬剤を使わず、草刈り機で丁寧に管理しているとのことです。
「お米の花を見たことがない!」という参加者の声に応えて、花が咲いた後の稲がある場所へ移動。お米の花は午前中の2時間ほどしか咲かないため、「この白い部分が咲いたあとだよ」と教えていただき、間近で稲を観察できました。
昨今農家の高齢化が問題となっていますが、蛍まい研究会でも生産者の高齢化が進んで、ナチュラルコープと取引を始めた33年前は25~26名だった生産者が現在では9名まで減少しているとのことですが、機械化によって栽培面積はほぼ維持できており、ナチュラルコープにも変わりなくお米の提供ができているとのことでした。少人数で殺虫剤や化学肥料を使わずに生産を続けることはとても大変だと思います。改めて主食であるコメを栽培してくださる生産者に頭が下がる思いでした。
今年の稲の生育は順調で、早いところではお盆過ぎから稲刈りが始まりそうとのこと。新米の登場が楽しみですね。
最後に、温かく迎えてくださった三芳村蛍まい研究会の皆さまに、心より感謝申し上げます。
