ナチュラル語り

「無茶々園」美味しい“秘密”は?

Con14Img0620140120045624

 

人と食べ物にやさしい環境作り

無茶々園は環境破壊を伴わず、健康で安全な食べ物の生産を通して、真のエコロジカルライフを求め、町づくりを目指す生産者の団体です。
農業を主軸として、気持ちよく暮らせる田舎を作っていきたい。
そんな想いをもって1974年の開園以来、山と海を守る為に除草剤・化学肥料・農薬に頼らない、環境に配慮した農業を実践し続けています。
美味しい秘密

無茶々の里のある愛媛県西予市明浜町は、宇和海を南に臨み暖かな気候に恵まれた、石垣の段々畑や急な斜面が広がる柑橘の名産地です。
町全体が南向きなので太陽の光がよく当たり、「海からの照り返し」と「段々畑の石垣からの反射」によって上からも下からも光を浴びます。
畑は急斜面にあるため水はけがよく、海に面した園地には、潮風にのって、木が育つのに大切なミネラルがたっぷりと運ばれてきます。
みかんが美味しくできる自然条件に恵まれています。
生産者は、
「どんな肥料をあげ、どんな土作りをし、どんな世話をすれば、さらに美味しいみかんができるのか?」
と栽培工夫を考えたり、
「収穫した柑橘類を無駄にせずにおいしく食べる方法はないか?」
など日々考えながら傾斜地の畑で作業をしています。
そんな思いと汗こそが、一番の美味しさの秘密かもしれません。