【生産者からのおたより】黒澤重雄さん(宮城県)
好天のもと、4月の種まきと5月の田植えが順調に進み、五月晴れに恵まれて苗はスクスク育ちました。
梅雨の6月はちょっと低温の時期もありましたが何の問題もなく、中耕除草機のお蔭で7~8月の高温も乗り切りました。
8月末から9月初めに多少の雨がありましたが、特に支障もなく品質・食味もそのままに、収穫期を迎えることができました。
西日本を中心に、大雨や台風の被害がありましたが、当宮城県は今までに経験したことのないぐらいの好天に恵まれた1年でした。
本州では、宮城県は最も夏季の天候が悪いというのが通常ですが、毎日、太陽に「ありがとう」と手を合わせておりました。
特にササニシキにとっては最高のお天気まわりだったと思っております。
やるべき事をやる時にやっていれば、どんなことも苦労とかつらいということにはならないと思います。
私はナチュラルコープさんとお付き合いをいただいてから25年以上の月日が経ちました。
食の安心、安全を最初に運動の基本として行動をしたのは生協さんだと認識して参りました。
しかし、言いにくいことを申し上げますが、かつてのような熱意がまったく感じられないのは私だけなのでしょうか。
化学薬品まみれの慣行栽培の普通の米を食べても直ちに生命や健康に問題が生じないのはもちろんでしょうが、すべてがそれで良いのでしょうか。
機会があったら、組合員さんから直接こんな米どうだとか、あるいはこんな米を作って欲しいという、逆にそんなメッセージを聞かせてほしいといつも思っています。
いつでも出掛けて参ります。