ナチュラル語り

【生産者からのおたより】庄内協同ファーム(山形県鶴岡市)安定して生産できる仕組みは

安全でおいしい食べ物を、安定して生産できる仕組み

私たちの庄内平野は、幸いにも各地で猛威を振るった豪雨や台風の被害もなく、豊かな稔りの秋を迎え、コンバインでの刈り取り作業も順調に進んでいます。
我が家では「ササニシキ」の刈り取りを終え、乾燥中ですが、例年よりは収穫量が多そうです。
栽培は、農薬は除草剤と、殺虫剤1回ずつで慣行栽培の5分の1、肥料は有機質肥料のみです。
ほかに、カモや紙マルチでの有機栽培もやっていますが、虫の被害や雑草もひどくなくホッとしています。
食味も良いと思います。どうぞたくさん食べてください。

今臨時国会でTPP(環太平洋パートナーシップ協定)が承認されようとしていますが、食べ物を自動車や電化製品と同じに、経済の論理で比べることは無理があります。
グローバル化や大規模化が唯一の農家の在り方ではありません。
安全でおいしい食べ物を、安定して生産できる仕組みが第一で、私たち生産者と消費者の皆さんとの連携の拡大強化が最も重要と思います。

(2016年10月 吉賀 修一さんより)

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