食卓に安心を ~ナチュラルコープの商品選定基準~ 【練り物】
素朴な味わい~ナチュラルコープ商品の特長~
山上蒲鉾店/松野下蒲鉾店/南伊豆水産
それぞれ地元で水揚げされる新鮮な素材を使用、伝統的な製法を守っています。
ナチュラルコープの商品は、極力添加物に頼らず、特にリン酸塩の使用はありません。無リンのすり身と調味料にもこだわり、素材の旨みを味わうことができます。
◎市販の練り物には・・・
さまざまな種類の添加物を使った商品がみられます。魚肉を多く使うと、風味がよくて弾力のあるおいしい練り物になります。しかし、多くの市販品ではコストをおさえるため、魚肉に水やでんぷんを加えて増量しています。それを結着剤で固めて食感よく仕上げ、薄まった素材の味を化学調味料で調整します。そして日持ちをよくするための保存料や、赤やピンク色をだすために着色料(赤色〇号等)を使うこともあります。一般的に練り物に使われる添加物のうち、特に摂取に注意が必要なものをまとめました。
保存料・・・ソルビン酸
殺菌力が強く細菌やカビの発生・増殖をおさえるため多くの食品に使われています。
他の食品添加物と複合摂取したときの発がん性が指摘されています。ナチュラルコープでは、合成保存料についてはすべて「使用不可」としています。
でんぷん・・・加工でんぷん
天然のでんぷん(小麦、馬鈴薯、タピオカ等)をより使いやすくするため、色々な化学薬品を混ぜて作られます。
素材から出る水分をしっかり吸って、粘りを出すために入れます。アレルギー症状や発がん性が疑われ、EUでは乳幼児への使用制限がされています。
化学調味料
昆布のうまみ成分がグルタミン酸ナトリウムです。それを化学合成によって作り出したものがアミノ酸で、複数種を混ぜて使用します。ナチュラルコープでは、素材本来の味や安全性を大切にしたいと考え、調味料の添加物は最小限にとどめ、一般的に使用されているL-グルタミン酸ナトリウム等は「使用不可」としています。摂取により色々な健康被害が報告されています。
着色料・・・合成着色料のタール系色素(〇色〇号)
タール系色素は発色がよく退色しにくいのが特徴。石油から作られており、発がん性やアレルギー症状の可能性が懸念されています。
ナチュラルコープでは、食品の色調は自然のままが望ましいとの観点から必要最小限にとどめます。タール系色素はすべて「使用不可」としています。天然着色料でも、化学的処理が行われるものがあるため、使用の制限をしているものがあります。
結着剤・・・リン酸塩
日持ちがよくなり、加水率が高まるため口当たりがよくなります。過剰摂取でカルシウム不足や貧血の原因になると言われています。