NCYニュース

【第2回フードドライブ報告 】たくさんのご協力ありがとうございました

7/18~22に実施され、7/28に皆さんから提供された食品を役職員でフードバンクかながわへ直接お届けしました。

組合員の皆さんの温かいお気持ちを届けました

組合員の皆さんの温かいお気持ちを届けました

●提供品は生活困窮者他へ届けられます

組合員の皆さんより1077点、約328㎏の食品をご寄付いただきました。他に、生産者業者協力会萌の会からパックご飯(つや姫)1008個が寄付されました。今回ご提供いただいた食品は、コロナ感染急拡大に伴い、県内の「子ども食堂」「生活困窮者の皆さん」「コロナでの自宅療養者」に届けられます。

 

●ボランティアによる丁寧な仕分け・点検作業

点検作業 賞味期限を確認

点検作業 賞味期限を確認

フードバンクかながわ事務局次長、土山さんから説明を受け、仕分け・点検作業・事務所見学をしました。
事務所のホワイトボードには、夏休みらしく高校生・大学生のボランティアの予定が書き込まれ、この日も「これから高校生が来ます」と。
賞味期限切れや開封されているものは提供できないので除きます。賞味期限を確認し、主食・副食・菓子等に分類し、数を数えて、計量し、一か月毎の賞味期限別に棚に入れる作業をしました。
生協のキャンセル品や企業からの販売期限切れが大量に届きます。これらはバーコードで管理し、履歴がわかる様になっています。
米は再精米し、1.5kg(約10カップ)入りに小分けします。行政の相談窓口用として真空パックも作ります。新たに冷凍庫が設置されました。ミックス野菜やライチが入っており唐揚げは子ども食堂で人気とのこと。オムツや衛生用品なども取り扱っています。

寄贈よりも提供品が上回り、在庫をとり崩して使っています。これからは足りなくなるのではと心配です。

 

●理念は「わかち合い」

「フードバンクかながわは、食べもののロスをなくし、困っている人にわたす〝わかち合い〟へつなげることを理念としています。人々が健康で貧しくなく、社会の一員として暮らすことが大事なのです」と土山さん。

一か月毎に仕分けします この作業がなかなか大変

一か月毎に仕分けしますこの作業がなかなか大変

参加者の感想

★ひと月毎の棚が広く、仕分けが大変だった。破袋米も精米し直し袋詰めする等、米の取扱いが印象深かった。組合員さんの提供品が役に立っていることが実感できた。

★たくさんの人がこの活動により希望を持ち、次のステップへ進もうとしている。「食べることは空腹を満たすだけでない」と思った。

 

機関誌ナチュラル・こむ№823より