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新型コロナウイルス感染拡大防止! 医療機関への支援募金・チャリティーご報告(1)

医療機関への支援募金・神奈川県勤労者医療生活協同組合 港町診療所

4月に行った医療機関(従事者)への支援募金・チャリティーは、総額124万4366円ものご支援がありました。皆さんの温かなお気持ちに、心から感謝いたします。

支援金は、下記の3医療機関へお届けしました。1回目は、神奈川県勤労者医療生活協同組合訪問についてご報告します。

<支援先>

・神奈川県勤労者医療生活協同組合(神奈川区金港町)

・医療生協かながわ生活協同組合(戸塚区戸塚町)

・公益財団法人 柿葉会 神奈川診療所(神奈川区新町)

 

 

神奈川県勤労者医療生活協同組合 港町診療所 訪問レポート

 

港町診療所

横浜駅よりほど近くの神奈川区金港町に所在。40数年の歴史があり、生活協同組合となり12年が経過。約3000名の組合員が登録しており、月2000円の会費を支払うと、3割負担で診察してもらえます。

 

外国人労働者 労災 アスベスト患者への取り組み

主な患者さんは、地域住民や外国人労働者(全体の2~3割)。1日80人の患者さんを診察し、その3~4割が労災とのこと。外国人労働者は、社会保険がない場合が多く、診察代は支払いできる人からのみ、受け取るそうです。言葉が通じない場合は、通訳を介しての診察。相当なご苦労があるのだろうと思いました。

 

新型コロナの影響

その大変な環境の中、新型コロナウイルス感染が拡大し、患者さんが2~3割減少。経営は20年振りに赤字に転落し、賞与もカットとなったそうです。

国からの支援は、診療所で働いている医療従事者に、一人たったの5万円。その他、新型コロナウイルス検査室を作るのに、100万円の補助があったとのこと。

私たちがお届けした支援金は、病院経営からみると、大きな額とは言えませんが、とても喜んでいただきました。診療所で働く人々のお役に立てる、今回のような取り組みは、継続していく必要があると痛感しました。