【委員会だより】ウガンダを知ろう!ウガンダを食べよう! ウガンダ料理講習会報告
★ウガンダを知ろう ウガンダってどんな国?
2016年10月24日ハンガーフリーワールドの石川さんとボランティアのマリアさんを講師に迎え
ウガンダ料理を調理したり、ウガンダのくらしや文化に触れる体験をしました。
講師のマリアさん
ウガンダ出身で来日して20年、ハンガーフリーワールドの活動に関わって15年。
普段はウガンダ料理のレストランを運営。iPadで写真を撮るのが大好き。
食事
主食となるイモ類は、ヤム芋、キャッサバ、さつまいも、じゃがいも等。ごはんも食べられています。
肉は牛やヤギ、魚はティラピアなどヴィクトリア湖で捕られたものがおいしいそうです。
ゴメス
ウガンダの女性の伝統衣装。
結婚式など公式の場で着られているようです。
袖が肩の部分でとんがっているのが特徴的。
前身頃の片側の布が長く、
ひだ状に畳んで帯を締めて垂らして着付けをします。
マリアさんは日本の布や着物の帯をアレンジして
自作したものも見せてくれました。
おもちゃ・雑貨
布の柄や素材が素朴でウガンダらしさを感じます。
お人形はゴメスを着て赤ちゃんをおんぶ紐で背負っていました。
ハンガーフリーワールド(HFW)とは?
国際協力NGOのHFWは、アフリカ(ウガンダ、ベナン、ブルキナファソ)やバングラデシュで飢餓のない世界を目指し、開発事業・青少年育成・啓発活動・政策提言などの活動を支援しています。
全国の生協等をとおして書き損じハガキなどを回収、換金し、寄付金として活動に役立てています。
2015年度、ナチュラルコープからの回収では年間40万円ほどになったそうです。
10月24日当日はバングラデシュの15歳一児の母の生活を取材した動画などを見ながら、HFWスタッフの石川さんから具体的な支援活動について説明を受けました。
★ウガンダを食べよう ウガンダ料理って? 当日のレシピから
カトゴ(豆と野菜バナナのシチュー)
材料(5人分)
マトケ(調理用バナナ)…4本
豆(水煮)…250g
トマト…1個
玉ねぎ…1個
カレー粉…大さじ1
塩…適宜
自然派チキンコンソメ…1袋
①マトケの皮をむき、一口大に切り、洗う。
②トマト、玉ねぎはみじん切りにする。
③鍋にひたひたの水とマトケを入れ、煮る。
④フォークで刺して柔らかくなっていたら、マトケの高さ半分弱までお湯を捨てる。
⑤②の野菜を加え、3〜4 分煮たら煮汁ごと豆を加え、弱火で煮る。
⑥カレー粉を加え、しばらくしたらチキンコンソメを入れる。
⑦5分ほど煮て、適宜塩で味を整える。
バナナマンダジ(バナナの揚げパン)
材料(20個分)
バナナ…5本
ベーキングパウダー…10g
薄力粉…300g
ブラウンシュガー…40g
サラダ油…適宜
ナツメグまたはショウガ…適宜
パウダーシュガー…適宜
①ボールに薄力粉とベーキングパウダーを合わせてよく混ぜて、ブラウンシュガーを加えてよく混ぜる。
②バナナを滑らかになるまでつぶす。
③②に①を少しずつ混ぜてこね、ナツメグまたはショウガを入れて10分寝かせる。
④鍋に油を熱したところへ、スプーンを使って生地をすくい落とし、きつね色になるまで揚げる。
⑤パウダーシュガーを振って仕上げる。
シムシムキャンディ
材料(6人分)
ごま…200g
砂糖…150〜200g
塩…適宜
水…小さじ1〜2
①フライパンでごまを十分に炒る。
②片手鍋に砂糖を水、塩少々を加え沸騰させ、カラメル状になるまで煮る。
③ごまを加えて、よく混ぜる。
④少しの間冷ます。
⑤直径2〜3センチのボール状に丸める。
⑥冷蔵庫で冷やして完成。
調理のポイント!
カトゴ…具材が崩れないようにあまり混ぜすぎない。調理用バナナはお芋のような食感でした。
バナナマンダジ…バナナと粉をしっかりこねるともっちりと仕上がります。
参加者の感想
🙂 青いバナナのシチューおいしかったです。
🙄 ウガンダのことを知ることができ、身近に感じることができました。
😮 マリアさんもステキな方で、伝統的な衣装を見られたのも感激でした。
😆 HFWの活動を知ることができ、参加協力していきたい。
くらしを考える委員会ニュース No.6より
2016.11.21 発行