自然派化粧品でおなじみ・:*:·アーダブレーン学習会&お試し会報告
5月14日(火)、雨模様ではありましたが、アーダブレーンの佐藤社長をお迎えして、組合員・スタッフ総勢23名で社長の熱い思いのつまったお話しを伺いました。お手入れのコツや、商品を試したり、あっという間のひと時でした。
アーダブレーンのはじまり
1986年、創業。
製薬メーカーを経て化粧品メーカー勤務の経験がある先代のお父様が、幼少期の佐藤社長のアトピーがひどかったため、副作用の心配な薬を使わず、化粧品でケアの仕方を工夫した経験から、少しでもお困りの方に役に立ちたいと立ち上げました。
その後、社長のアトピーも小学校に上がるころには、改善しました。
佐藤社長は、大学時代、土木工学を専攻。環境問題に興味があったため、水をきれいにしたい!という思いがあるそうです。
家庭の排水溝は海とつながっています。私たちが使っているものは必ず自分たちに返ってきます。
そのため、化粧品にも環境に影響を及ぼす成分は使わないというこだわりがあります。
アーダーブレーンのこだわり
★石油系合成界面活性剤は使いません。
⇒肌荒れの原因になるため。
★紫外線吸収剤は使いません。
⇒成分のオキシベンゾンやメトキシケイヒ酸エチルヘキシル(オクチノキサート)は、サンゴに有害です。
ハワイでは販売禁止にされています。
★NO!ナノです。
⇒酸化チタンは45nm以下で傷ついた皮膚に吸収され、4nmで皮膚に吸収されてしまいます。アーダブレーンの日焼け止めは、50nm以下の粒子にしていないので皮膚に吸収されません。
※nm=nanometer(ナノメートル)は、1メートルの10億分の1
★酸化亜鉛は使いません。
⇒市販のものではPA(紫外線A派を防ぐ効果)をあげるために入れるが、サンゴが死んでしまう、臭いがあるため。
★ドライクリーニングの溶剤でもあり、市販のほとんどの日焼け止めにも使われる「シクロペンタシロキサン」は、使いません。
⇒37度で揮発し、吸うと生殖機能に影響を及ぼす・肌が荒れてしまうため。
EUでは、2020年から販売禁止へ。
お手入れのコツ
・化粧水をつけるときのコツは、こすらない!たたかない!が基本。お肌を優しくなでるようにすると化粧水がはいりやすいです。
・浸透させるために2度づけ以上がよい。皮膚に水分がきちんとはいることによって、日焼けしにくくなる・乾燥刺激につよくなる・肌がワントーン明るくなるなどのメリットがあります。
※アーダブレーンの化粧水は、多糖類の働きで結合水になり、乾きにくいそうです。
・日焼け止めは通年使いを!・・・TAEKOサンスクリーンは、冬場はあずき1粒の少ない量からでOK!夏場は2粒、スポーツ時は、3粒。
※他社は揮発性油剤を使っていますが、TAEKOのサンスクリーンの溶剤は、水だけ!
※原材料から特許を取得されているそうです。
美肌には・・・
・食事も大事!
- 安心・安全の良質なタンパク質(お肉・お魚・大豆など)をとる
- 食物繊維をとる
- 鉄分をとる
・適度な運動とよい睡眠、ストレスケア(良い言葉を使うと美肌だけでなく良い方向に物事がすすむ。社長談)
他にもこんな取組みもされています
佐藤社長のご両親の出身が石巻で、東日本大震災で日本赤十字社にお世話になったことがきっかけで、「つめから」という事業部をはじめました。
福祉団体関連施設での封入・版押し作業を通じて、より多くの人が活躍できる場をつくるとともに、日本赤十字社の活動支援をされています。
参加した委員からの感想
🙂 ただお肌を綺麗にすることだけでなく、その製品が人体や環境に及ぼすことも考えて取り組んでおられることに感銘を受けました。安心して使うことが出来ると思いました。
😉 大学と協力した独自の研究で特許を持っていらっしゃる点に感動しました。
😆 肌に優しい物は、地球にも優しい。次の世代のためにも良いものを使わなければ!と、思います。
くらしを考える委員会通信より