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農家見習い日記  納豆のカジノヤ 【津久井在来大豆・収穫編】

昨今の世界情勢から国産の食品が見直されていますが、ナチュラルコープでは創立以来35年出来る限り国産にこだわった商品を扱っているのは皆さんご存じの事と思います。

美味しい納豆を届けてくれるカジノヤさんも原料の大豆は勿論国産•北海道や東北の契約生産者の物です。

今回更に神奈川産にこだわり幻と言われる津久井在来大豆で作られたかながわ育ちが新登場❣

カジノヤ津久井在来大豆6

川崎とは思えない長閑な地域にある7か所の津久井在来大豆専用の畑の中の1つに商品委員•職員•やまゆり生協さんの職員合わせて10名で収穫のお手伝いに伺いました。

普通の作物の収穫は青々とした畑で行いますが、大豆は枝豆が枯れた物。畑も黄金色です。私たちその名も「力になり隊」‼この位の量なら楽勝と作業を始めたものの•••

カジノヤ津久井在来大豆11

①収穫 7~80㎝程の背丈の枯れ枝を引っこ抜きます。相当な力仕事(-_-;) 脱穀し易い様に硬い根は折り除きます。

②脱穀 機械に入れるのにもコツが必要です。豆と殻に分けられ殻はその場で粉砕機にかけ畑の肥料に再利用♡♡

③選別 ⇒石やごみを除き未成熟や欠損•虫食いのある豆を除きます。

カジノヤ津久井在来大豆

カジノヤ津久井在来大豆13

こうして1時間半程皆で頑張り収穫出来たのがこの段ボール3箱。機械での選別を終えると7割程になってしまうそうです。

作業工程が多岐で思ったより時間がかかりました。普段はお2人でやられているとの事。お疲れ様です。

1年間の農作業【枝豆】

6月 平らな畑に種を蒔く

2週間後 畝作り 水はけを良くし、根を張りやすくする

7~8月 雑草抜き

9月 枝豆になる

11月 枝が乾き収穫 豆の選別

3~6か月後 乾燥して納豆に


この先の作業は企画中のカジノヤさん納豆勉強会でお聞きしましょう。

 

組合員さんも一緒の種蒔きから収穫までの畑作業のお手伝いや納豆のお話•工場見学等の勉強会も企画中です。

お楽しみに(^^♪

カジノヤさんは

原料、製法、設備に至るまで細心の注意を払い常に変わらぬ伝統の味を追求しています。
今回神奈川県在来の津久井大豆にこだわり自ら栽培し”かながわ育ち″を新発売!
ぷっくり大きく豆本来の甘さが美味しい納豆になりました。

 

津久井在来大豆とは

神奈川県の旧津久井郡で古くから作られていたが、輸入大豆などに押され栽培が減少していましたが平成20年にかながわブランドに認定され再注目の大豆です。

 

♬4月から取扱い予定♬ 美味しく食べて地元産を応援しましょう♪

 

感想

•思ったより手間のかかる作業だった。この行程を体験して大豆一粒一粒を大切に思い、作り手の想いを感じて食べていきたい。

 

•一連の作業で集まった大豆は思ったより少なく、本当に大変で根気のいる作業だった。日本の伝統食なのに輸入大豆を使った納豆が多い中、このかながわ育ちは美味しく安心安全です。日本の食文化継承の為にも私達消費者が好んで選び応援する事が大切と改めて実感した。

 

•津久井大豆を守ってくれる人がいて心強い。

 

•ものづくりの大変さを肌で感じられ良い体験だった。種蒔きから納豆になって食卓に並ぶまでの道のりを思うと小さな大豆が愛おしい。

 

•カジノヤさん、お忙しい中ありがとうございました。少しは力になれたでしょうか?とても楽しく勉強になりました。美味しく栄養価の高い納豆を食べて免疫力upし毎日元気に過ごしましょう。

 

商品委員会 農家見習い日記2022.12.26  より

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