『カレーの壺』生産者マリオさんとランチ

カレーの壺の生産者マリオさんをお迎えし、生産現場の様子から調理のコツまで興味深いお話をお聞きしました。調理の実演後、ランチをご一緒しました。
マリオさんはカレーの壺の生みの親です。5人で始めた会社は今では600人となり、ビジネスを通じて地域の人々の生活向上に役立ちたいと奮闘されています。
働く人と家族を大切に

マリオさんはカレーペーストやスパイスの会社を立ち上げる際、日本滞在中に学んだ日本の経営方式を取り入れ、福利厚生に力を入れ、現場でのチームワークを重視しました。
社宅を完備し居住費、光熱費を無料にして、工場勤務の従業員とその家族をサポートしています。雇用では従業員を障害の有無、宗教、男女などで差別しないことをスローガンにしました。
マリオさんは従業員に「次の世代のために良い仕事をしなさい」といいます。事業が持続的に発展することで、地域、そして国の発展につながると考えています。
農村からスリランカを元気に
マリオさんは2000年に農村開発プロジェクト「RAPID」を立ち上げました。これにより政府の言いなりだった農家が、主体的に栽培技術や品質管理を学ぶことで、品質の高いスパイスが生産できるようになり、農家の自立につながりました。
2014年には支援を受けた農家が自分たちで「SAFENET」という組織を立ち上げ、フェアトレードの認証を取得し、品質向上などを目指しています。マリオさんも引き続きサポートを行っています。
カレーの壺秘話
昔からスリランカでは市場でスパイスを何種類も買って都度調合するという慣習がありました。マリオさんは日本のカレールーに着想を得て、18種類以上のスパイスやハーブ、香味野菜でペースト状の「カレーの壺」を開発しました。これは女性を長時間労働から解放し、大変喜ばれました。
調理実演

マリオさんには「ジャフナシーフードミックスカレー」と、ランチで試食する予定のレシピ2種の調理を実演していただきました。
軽妙なトークを交え、「油は多めに使い材料を油でコーティングすること」「カレーの壺のポイントはよく炒めること」「香りを大切に、鼻で調理すること」など、調理のコツを教えていただきました。どれも調理時間は15分ほどで簡単に本場の味になりました。
ランチ交流会
エリアフレンズの皆さんが事前に作ってくれた2種類のカレーと、野菜サラダ、チャイでランチです。
カレーは「エビとなすのココナッツミルクカレー」「マッシュルームとチキンのカレー」でした。「わー、いい香り」の声があちこちから聞こえました。

参加者の感想
・マリオさんの人柄と企業理念に感銘を受けました。福利厚生を充実させ、人を大事に育てているなと。
・マリオさんの人柄、考え方に直接触れる事ができ、より身近に感じました。
・マリオさんとスタッフさんのカレーをいただき、大変美味しかった。
・以前から大好きなカレーの壺の生産者のマリオさんとお会いでき、大変嬉しかったです。
湘南エリアイベント報告より
