ナチュラル語り

ナチュラル発!優れモノ調味料:違いをご存知?【 酢 】〜お酢は酒から造られる〜

調味料;酢

・・・酢の起源は、お酒が古くなり酸っぱくなったもの・・・

世界中でその土地の産物から様々なお酒がつくられるとともに、多様な酢も生まれました。
味も栄養成分もそれぞれに特長があります。
日本では、4~5世紀ごろ中国から醸造技術が伝わり米酢づくりが始まったとの説があり、貴族専用の高級品で一般に広まったのは江戸時代だといわれています。

伝統的製法で純米酢ができるまで

米から作った酒に酢酸菌を植え付け、発酵後熟成させて作ります。

米 → (アルコール発酵) → 酒 → 酢酸菌を加える → (酢酸発酵) →熟成

※現在では酒をつくる工程を省き、原料に醸造アルコールを用いて短期間で量産するものもあります。

発酵・熟成法今昔

伝統製法【静置発酵法】

樽やタンク内に材料を仕込み、自然の対流に任せて発酵熟成させる方法です。醸造には最低2か月はかかります。味に深みが生まれ芳醇なお酢ができます。大量生産には向きません。

今の主流【通気法】

機械により攪拌するなどして短期間に大量に、安価に作ることができます。発酵時間は数時間~24時間。エキス分(クエン酸や糖分)は少ないです。

ナチュラルコープ取扱い商品

商品名

規格

税抜き
価格

原材料

サイクル

原料・製造の特長

味・栄養成分の特長

メーカー
販売元

富士酢

500ml

700円

1回
/4週

◇米酢とは、酢1ℓあたり米の使用量が40g以上のもの。純米酢は米だけで作られた酢で、米が最低120g必要。富士酢は200g以上使用。

◇玄米酢は玄米を原料とする。中国の黒酢とは原料・製造法とも異なる。

◇ナチュラルコープ取扱品は、いづれも伝統製法に則り、より時間をかけて造られている。

◇米独特の甘み、まろやか な酸味があり、アミノ酸が豊富に含まれ、旨味成分が豊富。

◇玄米酢は味や香りが芳醇、色も濃い。

飯尾
醸造

純米酢

500ml

290円

1回
/2週

私市
醸造

玄米黒酢

360ml

550円

玄米
米こうじ

1回
/8週

藤井
養蜂場

食酢

500ml

198円

米、アルコール、食塩、酒かす

1回
/4週

◇酒粕と純米酢を配合した醸造酢。市販にはハトムギやとうもろこしを原料にした酢もある。

◇長期熟成させた酒粕が原料の酢は、江戸時代に酢 飯に使われ一般に広まった。

◇クセがなくすっきりした酸味。和洋中どんな料理にも合う。

私市
醸造

りんご酢

360ml

560円

スターキング(りんご)

1回
/4週

◇一般的には果汁からだが、このりんご酢は青森県産りんごからワインを作り、酢を製造している。 ◇疲労回復効果のあるクエン酸を多く含む。

藤井
養蜂場

※値段は2016年7月現在