三芳村に福井産コウノトリの姉妹「こころ」と「ひかり」が飛来
福井県でハードリリースされた幸せを運ぶ鳥、コウノトリが
福井→和歌山→三重→愛知→静岡→神奈川経由で千葉県三芳村に辿り着きました。
偶然性の高い事例ですが、三芳村の減農薬運動の賜物と言えます。
南房総の皆さんは定着繁殖を願いつつ、静かに優しく見守る日々です。
コウノトリの全長は112㎝で、翼を広げると195㎝にもなります。
主な食べものは、水辺の魚やザリガニ、カエルなどで、ネズミや小鳥なども食べるそうです。
農薬栽培や、人体にも影響の及ぼす恐れのある化学栽培肥料を見直し、昔ながらの田園風景を残すことの大切さを、コウノトリの飛来が改めて知らせてくれたと同時に生産者に喜びを運んでくれました。
生産者の一人、渡邊さんはこの快挙をナチュラルコープの組合員さんにも伝えたく、シャッターを切りました。
コウノトリは、明治時代に進んだ近代化の影響で数が減少し、昭和28年には国の天然記念物に指定されました。しかし、国内のコウノトリは1970年代には絶滅し、現在は国内人工飼育による野生再生活動が行われています。