ナチュラル語り

食卓に安心を ~ナチュラルコープの商品選定基準~ 【豆腐】

大豆屋・津久井在来おぼろ

ナチュラルコープの豆腐は安心・安全・おいしさにこだわり、外国産及び遺伝子組み換え大豆、合成食品添加物は使いません。
これらは製造コスト削減、日持ちや食感などを良くする一方で、雑味がうまれたり、栄養価の低下、また健康面での心配もあります。

大豆の味わいしっかり♪~ナチュラルコープ豆腐の特長~

<メーカー> 丸和食品/大豆屋

国産の非遺伝子組み換え大豆100%使用です。
北海道から九州まで、多種多様な大豆を使い分けることで品質、味の良い豆腐が出来ます。

化学合成された凝固剤は使っていません。
天然素材のニガリを使用し、ミネラル豊富な豆腐になります。

消泡剤不使用です。
泡を取り除く手間がかかりますが、雑味のない大豆本来の風味が楽しめます。

◆遺伝子組み換え大豆の危険性

遺伝子組み換え作物とは、別の生物の遺伝子を組み込んだ作物で、有名なのが除草剤耐性です。
これは除草剤に耐性のある微生物の遺伝子を大豆に組み込むことで、除草剤を撒いても枯れない大豆となり、栽培効率が格段に上がります。遺伝子を操作したことによる人体・環境への影響は未知数ですが、除草剤が人体に及ぼす悪影響は明らかになってきています。

日本で流通している大豆の9割以上はアメリカ、ブラジル、カナダなどからの輸入であり、そのほとんどが遺伝子組み換えなので、日本で流通する大豆の約8割は遺伝子組み換えです。

カブリンちゃんエッ⁉《遺伝子組み換えではない》の表示しか見たことがないわ!

そこには表示の“カラクリ”があるのじゃ!フクロウ博士

カラクリ①
「組み換えた遺伝子、それによって生成したタンパク質が含まれない場合には遺伝子組み換えである旨を表示しなくてもよい」

遺伝子組み換え大豆を食べて育った家畜の肉、卵、乳製品や、大豆由来の油醤油には表示義務がない!

カラクリ②
「主な原材料にしか表示義務がない」

少量であれば表示されない。

知らずに遺伝子組み換え大豆を大量に食べている!

◆凝固剤とは?

豆乳を固める工程で使われ、豆腐製造には不可欠な添加物です。

凝固剤は大きく分けて天然素材のニガリ(塩化マグネシウム)とニガリ以外のものがあります。

1. ニガリ(塩化マグネシウム)
海水から抽出した成分で粗製海水塩化マグネシウムと、それをさらに精製した塩化マグネシウムがあります。

2. ニガリ以外

    1. 硫酸カルシウム(天然は石膏だが、現在多くが化学合成物)
    2. グルコノデルタラクトン(ブドウ糖から抽出した化合物)
    3. 塩化カルシウム(凝固力が強く油揚げ・凍り豆腐に使われる)
    4. 硫酸マグネシウム(医薬品として便秘、低マグネシウム血症、子宮運動抑制剤として使用される)

一般市販品はこれらを組み合わせて使われることが多く、豆乳濃度が薄くても簡単に製造できます。

一方、天然由来の“ニガリ”は豆乳と混ざり合い、まろやかな食感、大豆の甘みがストレートに出ます。現代人に不足しがちなミネラルが豊富なのも特長ですが、製造に技術を要します。

◆消泡剤とは?

大豆を加熱すると泡が生じ、食感や日持ちを悪くするため、一般市販品は消泡剤を添加します。

消泡剤には

  1. 油脂系消泡剤
  2. グリセリン脂肪酸エステル
  3. シリコーン樹脂があります。

1.はどんな油を使っているか表示義務はなく、遺伝子組み換えの植物油脂が使われている可能性があります。
2.は食用油脂とグリセリンを反応させて造ったもので、乳化剤や防腐剤としての役割があります。
3.は珪石を構成する珪素が主成分で、発がん性が疑われています。

これらを添加することで、豆乳濃度が薄くてもきめ細かく滑らかで日持ちのよい豆腐が作れ、まさに職人いらず・量産にもってこいです。

その反面“えぐみ”や“苦み”の残った風味になり、これらの添加物を日常的に摂ることで健康面での心配もあります。

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