ナチュラル語り

白井エコクラブ 中村さん、松丸さん

生産者情報:白井エコクラブ
ナチュラルコープに26年間も出荷してくださっている白井エコクラブ。
商品委員会でインタビューしてきました。

白井エコクラブのメンバーは中村さんと松丸さんのお二人。
化成肥料は一切使わずに、自家製堆肥を米ぬか、籾殻、馬糞、ワラ、木のチップなどからなんと3年間掛けて作っています。
堆肥の量は3年後には四分の一くらいになってしまうそうです。
堆肥は全然臭くなく、サラサラしていてむしろ良い匂い。カブトムシの幼虫もたくさん育っていくそうです。

お二人に農業をやって一番大変なことは?と聞いたら、二人とも
「草取り!!」

農業をやって一番うれしかったことは?
「美味しいと言ってもらえたとき」
「納得できる野菜ができたとき」
「工夫がうまくいったとき」

お二人からナチュラルコープの組合員に伝えたいことをお聞きしたら、
「旬の野菜を食べてね!」
旬の野菜は美味しく、栄養価が高く、また病気にも強いのです。

お二人は野菜を作るのに工夫を欠かしません。
たとえば、風通しが良くなるように畝間を空けて作ることによって病害虫を防いでいます。
収量ではなく、品質の良いものを作りたいと思っているそうです。

除草剤を使わないので、マルチの穴を小さくしたり、カメムシを防ぐために枝豆にはネットを掛けたり・・・他の農家が毎週のように農薬を散布して作物を育てている中、日々工夫して作ってくださっています。

商品委員会で伺ったのは6月末。
野菜はトウモロコシ、ミニトマト、ニンジン、枝豆、長ネギと大忙しの中、お話しを聞かせて頂いてありがとうございました!

商品委員たちの感想

😆 手間を惜しまずにすごくまじめにやってくださって、ご苦労がすごいと思いました。

😀 家庭にちゃんとしたものを届けたいという思いがあって、自分たちが作ったものに自信を持っている。そういうものを家で食べられるのはありがたいです。

😛 「草との競争」とおっしゃっていたのがおもしろいと思った。除草剤を使わず自然と共存してこそ、良いものが作れるとわかった。

😡 こんなにご苦労されて野菜を作ってくださって、消費者がただ食べるだけでは、申し訳ない。旬のものを定期的に買い支えてきたい。

🙂 中村さんも松丸さんも、いい顔をしていました!

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