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ネットで注文高知県コシヒカリ 西村昭夫さんからのお手紙です
試行錯誤で始めた無農薬栽培ですが、振り返るともう作り始めて３０年以上になります。
今は、息子、孫も手伝ってくれて親子３代で米作りをしています。
私の稲作りは、前年の稲の刈り取り後から始まります。
稲刈り後の９月には田んぼに米糠と自家製発酵菌液を入れて浅く耕起します。
これで刈り飛ばした稲わらを秋のうちに分解しておきます。
元肥や追肥には有機１００％の肥料（アミグレードワン）を使っています。
種籾は塩水選後に自宅のお風呂で温湯処理します。
育苗中には丈夫な苗を作るために苗踏みを２回やります。
農薬は除草剤含め一切使用しません。
病害虫対策としてはその予防のために、黒砂糖に竹の子や松の新芽を入れて発酵させたものやニガリを混ぜた自家製混合液を出穂の前後に３回、稲に葉面散布しています。
食味のアップも兼ねての散布です。
草対策は基本的にジャンボタニシに任せていますが今年は何故か草が多く、幾度か田んぼに入って引いて回りました。
例年ですと稲刈り３日前くらいに田んぼの水を切るのですが、今年は思い切って１週間ばかり前に切りました。収量は割と良かったです。