【オンラインイベント報告】すはま団子とアイスクリーム作り& 小川産業さんのお話とティータイム
夏休みも残り少なくなって来た8月24日、4組の組合員のご家族の皆さんにご参加いただき、商品委員会主催のオンラインでのお菓子作り教室が始まりました。
Mさんは6歳と3歳のお子さんと一緒に青葉区から参加、Hさんは9歳のお子さんと大和市からと、様々な地域から参加できたのもオンラインの良さですね。
新型コロナ感染防止のために商品委員の6名の皆さんも自宅からZoomでの参加となりました。商品センターにはスタッフ4名が待機し、1時には参加者全員がZoomの画面の中でスタンバイしました。
アイスクリーム作り
商品委員の一ノ瀬さんが講師を務め、塩と氷を使って固めるアイスクリームに挑戦です。説明を聞きながら、参加者も同時に作業して5分ほどで冷たいアイスクリームが完成しました。

レシピ アイス
すはま団子作り
「すはま団子」とは大豆、青豆を煎って挽いた「すはま粉」に砂糖と水あめを加えて練り合わせて作る和菓子の一種で、京都名物だそうです。
商品委員の布施さんが講師となり、皆で同時に進めました。事前に参加者には「きな粉」と「長芋」が届けられていたので粗精糖とつまようじを用意するだけ。講師の説明通りに作業を進め、あっという間においしそうなお団子が完成しました。

長芋のすはま団子
小川社長のお話と交流会
この日は、ナチュラルコープの商品センターに、きな粉と麦茶の生産者の小川産業の小川社長が来てくださいました。

小川産業小川社長
小川さんにはZoomの画面を通して次のようなお話をしていただきました。その後、麦茶と本日作ったお菓子をいただきながら参加者とのティータイムを持ちました。
きな粉の話
原料の大豆は佐賀県産です。佐賀県産の大豆はタンパク質が他県産より多く、さらに脂質が少ないです。脂質が少ないと加工後酸化が起きにくく、いつまでも甘い味を保ちます。
大豆の焙煎は昔ながらの石釜を使い、空気を常に送り込みながら煎ります。豆はローラー型の筒に入り、バーナーで焼き上げられ、次の釜へ送られて二度煎りされます。熱風焙煎と違って豆本来の味と豊かな香りが特長です。
大豆はいにしえの時代から焼いてたたいて、粉にして食べられていたそうです。私たちもきな粉をいつも身近において、味噌汁やココアに入れるなどサプリメント代わりに摂ると、腸内環境を整え、タンパク質を手軽に摂ることができます。
麦茶の話
麦茶は平安時代から飲まれていたそうで、江戸時代には麦湯屋があり夕涼みのお供に麦茶が売られていたそうです。
小川産業では関東圏の六条大麦を原料に使い、石釜で二度煎りし、やはり熱風焙煎はしません。麦を傷めないように煎ることで麦本来の香りを大事にしています。
うちの麦茶を買う人に聞くと「昔の麦茶が飲みたい。」「自分で作って香りを楽しみたい」と皆が言います。今ではペットボトルの麦茶を買って飲む人も多いようですが、自分で作ってマイボトルに入れて持ち歩くことでプラスチックの削減にも貢献できます。
参加者からの質問と感想
Q 麦茶を使ったデザートはありますか?
A 麦茶でババロア、麦茶の炭酸割り、麦茶にはちみつなど、いろいろありますよ。
*楽しいイベントで、社長のお話もとてもためになり良かったです。
*ナチュラルコープのHPの「フォトギャラリー」に小川産業さんが紹介されています。工場の様子や、作業着姿の親しみのある社長さんの姿も見られるので是非ご覧下さい。
「フォトギャラリー 煮出し麦茶つぶ丸の小川産業に行ってきました!」はこちらからご覧いただけます