【委員会だより】シリーズ 放射性物質から からだを守る!! by 放射能対策委員会
先日行われた午後のお茶会にて放射能汚染されやすい場所について子供達と考えました。ここで改めて放射性物質からからだを守ることをシリーズ化し、数回に渡って考えていきます。
初回は汚染されやすい場所を再確認します。
今、放射性物質はどこにある??
外では・・・放射性物質は雨水がたまったところに集まっています。
- 雨どいや雨どいから雨水が落ちる場所、道路の端や側溝(どぶ)に吹き溜まり、他の場所に比べて放射線量は一段と高くなりがちです。
- くぼみや池にも留まっています。
- 公園のすべり台の下やブランコの下などにもたまっていることがあります。
- 草むらや雑木林など落ち葉のたまったところには、葉についた放射性物質が付着したまま、そこにとどまっています。
- コケやキノコ、菌類は放射性物質を濃縮しやすいと考えられています。
- 地表がカラカラに乾燥した時に強い風が吹くと、地表にある放射性物質が風に巻き上げられて再移動します。畑や河原、土手、学校のグラウンドなど土がむき出しになっているところでは風が強い日は気をつけましょう。
家では・・・
- 玄関:洋服や靴について、外から持ち込まれる可能性があります。
- 部屋のすみ:放射性物質はほこりに付着するので、部屋のすみや家具の下など、ほこりのたまりやすいところは要注意です。
- 窓のサッシ:風などで外から運ばれたほこりや土がたまりやすいところには注意が必要です。
それでは、日常生活でどのように気をつければよいでしょうか?
外では・・・
- 放射性物質の多いところになるべく近づかない。
- 風の強い日はマスクをする。
家では・・・
- 余計な放射性物質を室内に持ち込まないよう、洋服のほこりや靴の泥は玄関に入る前によく落とす。
- 外から帰ったら手洗いとうがいをよくする。土をさわったらつめの中も洗う。
- 放射性物質が付着したほこりは舞い上がるので、水でぬらした雑巾で拭き掃除をする。
- 定期的に窓や壁、カーテンやエアコンのフィルターも洗って掃除する。
第18 号 ほーたい便り by 放射能対策委員会より