安心のたね~調味料編~
身近なもの、普段何気なく食べたり使ったりしているものの、気をつけたい側面を紹介し、知ることで安心の芽を育てていくコーナーです。今回は和食に欠かせない、出汁醤油と料理酒についてご紹介します。
出汁醤油
薄めるだけで、つけつゆ・かけつゆが完成。また煮物などもラクに味が決まります。日々の料理の強い味方である一方、市販品の多くには添加物や遺伝子組み換え由来の原料が使用されていることが多く、注意が必要です。
市販品との違い
ナチュラルコープ取り扱い品紹介
鰹たっぷりつゆ
上質の鰹節をたっぷり使い、有機栽培原料で造った本醸造醤油と合わせました。天然物だけが持つ本物の美味しさを絶妙の配合で引き出しています。3倍希釈用。
福助の八方だし
何にでも使えるだし。社長自ら鰹節を削ってだしを取る、昔ながらの作り方にこだわって作られている逸品です。
本醸造丸大豆醤油(遺伝子組換え大豆不使用、小麦含む)、本醸造三河みりん、てんさい糖、鰹節、うるめ節、昆布、天日塩を使って無添加で作りました。
三河白だし
1本釣り本カツオ、道南産真昆布、奄美きび砂糖などを 使った白だしに、国産白醤油を加えた本物の三河産です。
料理酒とは?
酒は飲用として楽しまれるだけでなく、古くから調味料としても利用されてきました。
料理酒とは一般的に、料理に使用される日本酒(清酒)のこと。中には塩分などを添加して「飲めない」酒にすることで酒税法の対象外にし、低価格で販売されているものもあります。
飲用酒との旨味の違い
日本酒を造る際、原料の米の外側を削ります。飲用の場合は30%程削る(精米歩合70%)ものが多く、そうすることでスッキリと淡麗な味となります。いわゆる大吟醸といわれるものは50%程削るのだとか。
しかし料理用の酒に重要なのはアミノ酸などのうま味成分。これは米の外側に多く含まれます。調理に使うなら、外側を残して料理用に作られた日本酒から、良質なものを選びましょう。
料理酒の効能
- ふっくらさせる・・・魚介類を加熱するときに加えると、身がふっくらに
- コクをだす・・・よい料理酒には発酵によって生まれたうま味成分が詰まっています
- 肉や魚の臭い消し・・・アルコールが飛ぶときに、食材の臭みを消します
市販品との違い
本来であれば米、米麴、(塩)、とシンプルな原材料から造られる料理酒ですが、市販品の多くは低コスト、短期間で製造するために、様々な添加物が使用されています。
ナチュラルコープ取り扱い品「蔵の素」について
アミノ酸は種類によって甘味、酸味、苦味、旨味などがあり、食べ物の味はアミノ酸の組み合わせで決まるといわれます。「蔵の素」はこれらのアミノ酸のバランスがよく、その総量は一般の料理酒の数倍も含まれています。
~料理酒を選ぶことが、料理の味を大きく左右する、それを証明したのが純米料理酒「蔵の素」です~ 片山HPより
ナチュラル・こむ859号より