ナチュラル語り

食卓に安心を ~ナチュラルコープの商品選定基準~ 【ハム・ソーセージ】

中津生ウインナー(冷凍)調理例

添加物が多く使用される食品といえば、ハム・ソーセージといった加工肉が挙がります。ナチュラルコープでは、自慢したい食品のひとつで、どれも原材料はとてもシンプルです。

過去には、メーカー2社から学習会を行ってもらうなど、組合員の皆さんにも情報をお伝えしてきました。対して、市販品は驚くほど多種類の添加物を使って製造していることが多いです。

 

肉本来の味を楽しむ!ナチュラルコープ商品の特長

・冷凍されていない新鮮な国産豚肉を使用、豚肉そのものに結着力があるため、塩・砂糖・香辛料のみで作られています。

無添加を基本に、「無塩せき」製法で作られ、発色剤(亜硝酸ナトリウム)など合成添加物不使用です。

・中津ミートは、清潔な豚舎でnon-GMOの植物性飼料を与えて健康的な豚を飼育。加工も自社で行っています。

 

◆「無塩せき」とは?

塩せき」・・・発色剤(亜硝酸Na等)が使われている

無塩せき」・・発色剤(亜硝酸Na等)が使われていない

つまり、「無塩せき」と表示されていれば、無添加ということではなく、発色剤(亜硝酸Na等)以外の添加物は使用されている可能性があります。

◆発色剤(亜硝酸ナトリウム)とは?

どんなお肉でもきれいなピンク色を保持します。殺菌力があり、保存性を高める効果もあります。

さらに味や風味を調えるなど様々な働きがありますが、肉類のアミンと合わさって、発がん性が心配されている物質“ニトロソアミン”ができるといわれています。

◆結着剤(リン酸塩)とは?

保水性を高めます。水などで増量し、少ない原料で安く大量生産することが可能です。また、結着力を利用し、冷凍肉でも安定した製品となり、弾力のある歯ごたえが出せます。また、乳化剤にも同じように肉の結着性を高める効果があります。

増量目的(つなぎ)として、デンプン(じゃがいも・タピオカ)、増粘剤(加工デンプン)、タンパク質(卵・乳・大豆・ゼラチン)を使用する場合もあり、アレルゲン物質になることがあります。

 

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